目標体重に届くには何ヶ月必要かー体重との向き合い方ー
こんにちは。管理栄養士彩子です。
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「彩子さんはダイエットで10kg減らしたということですが、目標体重にどのくらいの期間で到達したのですか?」
著書『整う食事』とこの記事で、私の黒歴史(笑)を公開してから、よくいただく質問です。
ということで、今回は「体重との向き合い方」について。もちろん体調管理にも共通しているので、体調面で不安を抱えている方もぜひ参考になさってくださいね!
パツンパツン!体重からの卒業
今回のタイトル「目標体重に届くには何ヶ月必要か」という問いの答え。個人差がある、という事はもちろんですが、
”1ヶ月に1kg(セットで体脂肪率も1%)ペース”で考えたら良いのでは?というのが一般的な考え方でしょうか。
これは、
・リバウンドしない
・筋肉低下をさせない
・筋肉増加と脂肪燃焼のしくみ
などを考慮したものでしょう。
ー体重変化あれこれー
・ペース
経験談からの補足をすると、スタートから1kgずつ毎月減っていく…という方もいれば、2ヶ月間ほどは全く変化なし!だったのに、3ヶ月目からトントン拍子に変化が見えてくる、という方もいらっしゃいます。腸内環境や便通、栄養状態などが関与しているからです。
・性差によるもの
男性か女性か、によっても差がありますね…付いている脂肪の種類が違うので、燃焼スイッチの入り方も違います。
※内臓脂肪の方が皮下脂肪よりも燃えやすい=男性の方が結果が出やすいという傾向があります
※私のお客様は100%女性ですが、1度もお会いした事がない旦那様が健康的に痩せるというのは珍しくありません
・「停滞期」
元の体重の5%ほど減量した段階(例:50kg→47.5kgになった頃ですね)で人間のホメオスタシス機能(同じ状態を維持しようとする機能)が作用し体重減少がストップするという説も
色々な理論はありますが、あくまでこれは机上のデータや傾向のお話。エビデンスや理論はもちろん大事!ですが、残念ながら、あなたはそのデータには含まれていないですよね。
という事は、理論と合わせて
自分の特徴は絶対無視できない(してはいけない)ということ。
そしてもう1つ!とっても重要なのは!
「太った原因」です!
みなさんが今「痩せたい」と願うなら「どうやったら痩せる?」と考える前に、「私、なんで太った?」という問いをぜひご自身に質問してあげてください。
気づいたら「疲れやすい身体」になっていた…という方は、キッカケなどを思い起こしてみてください。そこにヒントがあるはずです。
私も必死にダイエットをしていた頃は、「太りたくない!」という一心でダイエットをしてしまい、そもそも「なんで太ると思っているの?」とか「なんで太ってきた?」ということなんて、一切考えませんでした。(あらあらあら〜)
こんな状態だったので、ストレスは溜まる、結果もでない…むしろ結果から遠ざかっていく(ダイエットするほど太るというホラー映画級の恐怖)という状態。
でもある時…
「アホらし!」
と思えてきました。
頑張った分、結果が出るならまだしも、頑張りに比例して結果から遠ざかるって…!…と、今思えば良い意味で目が覚めた、という感じでした。
ダイエット卒業の為に最重要な事
この考え方は、ダイエットのみならず「体調と食事管理」にも共通している事。
【マインド=考え方】を変えること。です。
目標体重に到達!したところで(もちろん達成には賞賛!)、マインドが変わらなければ、一生、体重の数字に振り回されることになるでしょう。そして!体重を達成できた自分には「◯」、達成できなかった自分には「×」をつけていくことになります。
女性の場合は、毎月・生涯を通じて大きな揺らぎを描く”ホルモンバランス”によって体重の数値も左右されます。男性と比較して筋肉量が低い女性は、筋力低下は避けられませんが、筋肉が落ちると体重は落ちますが、見た目としては身体は「たるみ…膨れ」ます!(汗)
そして、マインドと並んで重要なのが、
【軌道修正力】
ちょっと難しい言葉かもしれませんが「調整する力」
今の体型や体調(変えたい今)を作ってきたのは、今までの習慣と考え方です。
という事は、それを紐解き『あぁ、、変えたい私の今を作り上げていた原因はコレね!』という情報とともに、これからの「食生活や考え方のベース」を作っていくことが大切です。
この、ベースがあれば大きく道を間違える!という事は少ないですからね*
太らない体質になるために
私が今より、約+10kg(人生最高)の体重となり、今の体重に戻すまで、どのくらいのかかったのか?と振り返ってみると、よく思い出せません。気づいたら今の体重になっていた、からです。
というのも「アホらし!」と体重に固執する自分に嫌気がさし、、体重の数値だけに振り回される事を「やめる」選択をしました。
体重以外の事を大切にするようになり、体重の数値は月1回ぐらい測ればいい、というスタンスになってから、体調や体型の変化は速かったように思います。
ー体重以外に大切にした事は?ー
・体調の変化
(お腹の張り、便秘、呼吸の深さ、気持ちの落ち込みなど)
・食事を美味しく食べる事
(後悔する食べ方はしない)
・好きな食べものを心から楽しむ事
・ぼーっとする時間先ほどご紹介した通り、軌道修正力(調整する力)の源であり、「私、なんで太った?」の答えがコレだったという事です。
体重ばかり気にして、この大切にしたい事を全部無視(!!)していたから。自分を大切にしていませんでした。
今では月1回、体重を測る程度。体重・体脂肪も大きくゆらぎません。
そして、自分の身体と考え方の特徴を観察して、気にいらない部分(笑)を日々無理なくアップデートできるようにしています。手前味噌ですが、数年前の自分よりも今の自分の方がずっと健康的、そして自分のことを好きになれました。
(気に入らない部分が減ったから…減らせたからかと思います。)
体質的にもむくみやすくて下半身に脂肪がつきやすいので、よく動かしています。(もっぱらヨガとラン、筋トレなど)
この先ライフステージ毎にでそれなりに、揺らぎはあると思いますが、そこはみなさんに発信をしつつ、自分もインプットと実践を重ねる事で、年齢を重ねる事への怖さ…などはありません。年齢を重ねるごとに綺麗になっていく…というのが目標です。
私がなりたい理想のおばちゃんはこんな感じ♪
劇的な変化より、着実に変化していける自分であり、その変化を自分で作っていけるマインドとスタンスを身につけましょう。
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Lesson1〜4のシリーズですが、Lesson1は無料公開しちゃいます!
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4月4日10:00〜:ご視聴はこちらから
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