食べたら太る。糖質制限の爪痕。

こんにちは。管理栄養士彩子です*
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「食べたら太る」
こんなふうに思ったことはありませんか?この言葉1つとっても、人によって温度感は様々かと思います。

冗談交じりに、
「最近食べ過ぎだしなぁ〜この調子で食べたら太るなぁ」
なのか、

ドキドキしながら、
「どうしよう…何しても痩せない、でもお腹減った、、でも食べたら太るからガマンしなきゃ」

たったこの2つでも全くニュアンスは変わります。
それは、その人が抱える悩みの【原因】や悩みを抱えてしまうまでの【ストーリー】がそれぞれあるからです。

今回の記事では、後者のニュアンスをピックアップしてご紹介したいと思います。「食べたら太る」という想いから生まれる、食事のアンバランスへのリスクは誰にでも潜んでいます。ぜひご参考になさって下さい。

糖質制限ダイエットの爪痕

少し前から大流行している「糖質制限」…じわじわと浸透し、世の中の情報や食品は「糖質カット/オフ/〜g以下」などを、ドヤ!という雰囲気で打ち出してくるようになりました。

もちろん糖質制限で、悩みが解決した人もたくさんいらっしゃるし、とても相性の良い方もいると思います。糖質(ご飯などの主食や飲み物や菓子類の砂糖)を摂りすぎていた人が、”適正量になるように、控える”という意味では良いと思います。

が!ここでわざわざお伝えしたいのが、
1歩間違えると危ないということです。

<負のスパイラル>
私が1番懸念することは、
食べることへの罪悪感や恐怖心が根付き「食べたら太る」という状態で過ごさねばならない可能性がある、ということです。

「食べたら太る」→「食べることへの罪悪感」→「食事を抜く、食べることへの恐怖」→「糖質カットや低糖質/低カロリーの食材ばかりに手が伸びる」

<結果>
・体調を崩しがち
疲れ、便秘、貧血、月経不順、無月経、免疫力低下…etc

・体型が犠牲になる可能性が高い
筋力低下=体脂肪率UP=たるむ・むくむ、冷え…etc
※糖質を制限することで、体内の水分量・筋力は低下し、一時的に体重は減ることがありますが、それは脂肪ばかりが燃えている…というわけではありません。

<理想の自分は?>
きっと糖質制限を始めた方も、食事をコントロールしている方も、

・綺麗になりたい
・元気でいたい
・前向きでいたい


そんな素晴らしい、素敵な想いがあったから、と思います。だからこそ、その想いが叶うように、1歩間違えないように、大切な軸を自分の中にセットすべきと思っています。いつからでも始められます。

自分で気づくことが
1歩踏み出す勇気になる

食事のバランスが大事なこと、甘い物の食べ過ぎやお酒の飲み過ぎはいけないこと、運動や睡眠が大事なこと、とっくに誰もが知っています。

でも、
体型や体調が整わずに悩むわけです。なかなか痩せない不安や、優れない体調のせいで、やりたいことを諦めてしまう現状で自信を失っていくことは、あってはならないのです。

私たちの努力や日々の習慣を、望むカタチで叶えるために大切なことは、
『自分について知ること』です。

誰かにプレゼントを贈る時、相手の好みを思い浮かべ、何をあげたら喜んでもらえるか、考えるわけです。その時に必要なのは「相手の情報」

それと同じで、私たちが日々自分をケアしていくためには、「私の情報」が必要なのです。

私の情報を知る=「私のトリセツを作ろう!」というテーマのもと、オンラインクラスLesson1を先日、実施しました。
その中で、それぞれ皆さんにはいくつかのワークをやっていただきました。

<ワーク1>
・食べているものリストアップ

<チェック>
・食べグセタイプチェック
・隠れ栄養不足タイプチェック

名前だけ聞いても…地味!?に感じるかと思いますが、これが結構なインパクトがあり、実際に皆さんからはタイムリーにたったこれだけのワークで、
\ドキ!グサ!/
という気付きのシェアをたくさんいただきました。(LIVE配信のためかなりの臨場感)

今まで何の疑いもなく、無意識に積み重ねてきた日々の食事や口にしている物を”見える化”したり、自分のタイプや隠れ栄養不足の原因や背景を把握することができました。

それが見えると、
・悩みを手放せる可能性
・半信半疑でやっていた食生活を整理できる期待感
・もっと良い状態を育んでいけるかもしれない可能性
を感じることができるのです。

糖質制限やそれ以外の食事方法を従順に守っていた方も、食材それぞれの価値や魅力を知る事で、選択の幅を広げることができます。

食事はあなたが笑顔で過ごすための
大切なツール

健康ブームのおかげで、健康や食事への注目は集まっています。それによる弊害と言えるものが「新しい方法」が求められ、だれも自分自身の体質や食事との「相性」や、「自分の状態」に目を向けることを忘れてしまうということです。

そうなると、結果が得にくく、方法に振り回されてしまいます自信をなくしがちに。。

食事を整える、ダイエットするための「努力」がしんどいもの・辛いものだと錯覚を起こしてしまうのです。

本来食事は、
あなたが笑顔で過ごせるような存在なはずです。

食事はあなたの生き方を表す

この言葉の通り、食習慣、食行動、これは性格や幼少期からの嗜好や習慣から影響を受けることもあり、食事はその人の”生き方を表す”と言っても過言ではありません。

だからこそ、今までの食習慣、そしてこれからの食事の方法やスタンスは自分で選び、磨いていくことが大切です。


「これは食べないでください」
「こんな食生活をしてたのですか」
「我慢しないとダメです」
こんな事を言う指導者もいらっしゃるようですが、こんな事を言う権利は誰にもないはずです。

どの方法が正しい、と言う事ではなく、

自分の特徴やタイプを把握して、それに合うスタイルを見つけていく事、磨いていく事が大切だと思っています。

私のトリセツを作ろう

どなたでもクイックに楽しんでいただけるように、まずはHPでもご紹介している、食習慣タイプチェックがありますのでお試しください*
そして、オンラインクラスもご参加ください♪
(Lesson1は無料公開です)

——
Lesson1(火曜日クラス)は
4月4日録画はこちら

・4月7日21:00〜
Youtube LIVE機能使用
ご視聴はこちらから

▼オンラインクラス詳細
(画像をタップ)

▼著書「整う食事」

▼オンラインカレッジ

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