1ヶ月に-5kgという罠【糖質制限】失敗or成功でも絶対に知っておくべきこと
こんにちは。管理栄養士彩子です。
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最近たくさんの方の出会いの輪が広がり、そのせいもあって?なのか季節のせい?なのか「糖質制限」というワードの私の周りで登場回数高めです。
糖質制限やっていた!痩せた!痩せなかった!リバウンドした!…!この辺りは人それぞれかと思うのですが、それはさておき、今日は「糖質制限」というものと少なからず関わってきたであろうみなさんに(それが良い経験であろうとその逆であろうと)
”本当になりたい自分!”にさらに近づける!ように、お役立ち情報をまとめました。
<目次>
1.糖質制限で女性は笑顔になれない理由5つ
2.1ヶ月で-5kgに騙されない。何が減った?
3.痩せる食事より【痩せ体質を作る食事】
1.糖質制限で女性は笑顔になれない
これはあくまで個人的な考え方です(経験談とそういう女性を多くみてきました。職業柄)糖質制限で「食べるのが怖い」「甘いものを食べることが罪悪感」「家族と一緒のものが食べられなくなった」という方を今まで沢山見てきました。
そんな時、綺麗になりたくて始めたダイエットなのに、本当にこんなあなたになりたかったの?どんな自分を想い描いていたの?と思うと心が締め付けられます。私もそんな経験があるからです。
『え?糖質制限で痩せたし、最高ですけど?』と思った方は、ぜひ目次の「3」をご参照ください!
▼糖質制限が怖い5つの理由
①「制限=ガマン」は気持ち/脳にもマイナス
※窮屈で反動(=ドカ食い/甘いもの依存)
②身体の筋肉を犠牲にして体脂肪率が上がる
※将来「隠れ肥満」が待っています
③筋肉が減ると代謝が下がる
(太りやすい・疲れやすい…)
④便秘になる→溜め込み体質
※むくみ・ネガティブな気持ちも溜め込みがち
⑤免疫力低下
<その他>
ある調査では、糖質制限ダイエットで2人に1人がリバウンド。
対象者:1800名/20〜50代女性対象
思い当たる節はありませんか?
体重は一時的に減ってもこうした副産物が残ります(いらないけど)
忙しい!頑張る!女性が増えているいま「言われてみれば…」という小さな不調があるはずです。
・イライラする
・落ち込みやすい
・気分的にムラがある
・便秘or下痢しがち
・お腹弱い
・肌荒れ
・PMSしんどい
・やせない
・体脂肪率が下がらない
こんな風に「不調」を羅列してみると、どうしてもそれぞれが独立したお悩みに見えてしまいますが【身体・心】、そして身体の仕組みは全てつながっています。(商品を製造する工場のラインみたいなもの!)
つまり!
何かを【制限】したり【窮屈】なことをすることで、歪みができるとドミノ倒しのように体調やメンタル、そして体型も崩れていくのです。
2.1ヶ月で-5kgに騙されない。何が減った?
気になりますよね。こんなコピーをみたら。私も超!ダイエッターだった頃、すぐこんなキャッチに飛びついていました。(失笑)何度失敗しても、特に根拠はなくとも『今度こそ痩せられるかも』
とか思っていました。(あぁしんどかった)
せっかくなので専門的なことをお伝えすると
1ヶ月に減らせる「脂肪」はせいぜい1kg前後
それ以上減っている=水分が減っただけ
↓↓↓↓↓
糖質制限(ご飯の量を極端に減らすなど)をすると余分な水分が排泄されて、体重は減少しますがその大部分が【水分】です
※糖質は水分と仲良し!手をつなぎます。なので糖質を減らすと、糖質にくっついて身体の中にあった水分が減り体重も落ちます
「体重を落としたい」
↓↓↓↓↓
「脂肪を落とす」という考え方にシフトする
体重を落としたいなら、脂肪を落とすよりも、筋肉を落とした方が効率が良いです。だって脂肪よりも筋肉の方が重いから。
3.痩せるための食事より【痩せ体質を作る食事】をする
やせたいやせたいやせたい…と呪文のように唱えていた(笑)ダイエッター時代(当時は今より+10kg)→詳細はこちらの記事に書いてます
その頃と今の私の圧倒的な違い。そして、私のクライアントさんの中でより前向きに美しくなっていく方の共通点といえば?
【痩せ体質を作っていく。私が私を変えていく。】
このマインドを持てるようになったかどうかです。なので、これを食べなければ痩せる…という受け身スタンスよりも「痩せ体質を自分で作っていく」という主体性&前のめりなスタンスと方法をお伝えします。
【痩せ体質を作る食事】
ルール1
「主食」+「たんぱく質」はセットで食べる
主食:ごはん(麺やパンの小麦製品は1日1回まで)
※目安はこぶし1つ分(女性:100〜180g/食)
※お腹減らない場合は無理ない範囲で
ルール2
「たんぱく質リッチ」を心がける
たんぱく質:お肉・魚・卵をメインディッシュに毎食とる
※目安:手のひらサイズ(食べるの大変!という方は8割サイズから)
※サイドメニュー:大豆製品はサイドメニューなどで取り入れる
ルール3
毎朝の白湯+リラックス時間を1日5分
内臓の動きが活発でない限り、脂肪燃焼体質は手にできません。
便秘がち・お腹が張りやすい・眠りの状態が悪い・ストレスフル・リラックスタイムがない…などが盲点です!
内臓はリラックスタイムに活動してくれます。
あなたがリラックスできるのはどんな時ですか?
(私は部屋着に着替えて、ソファでひっくり返って録画ドラマや映画を見る・温泉・海に行くこと。です)
痩せ体質を作るために最低限の方法です。地味ですよね。でもね、これが続けられたら「地味にスゴイ」です。
知っている。と
できている。は全く別なので、ぜひ騙されたと思ってやってみてください。
もしこの方法で思うように行かない場合は、他に何かの要因があります。そんな時は「別の方法」ではなく「自分の状態」に目を向けてみてください。
もっと綺麗になりたい、身体を引き締めてもっと自信を持ちたい、やりたいことに前向きになりたい。素晴らしいことです!
ぜひその想いがカタチになりますように。
彩子
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【本当になりたい自分に逢いに行こう!】
著書「整う食事」