免疫力を底上げして健康を育めるきっかけに〜コロナショックを無駄にしない〜

こんにちは。管理栄養士彩子です。
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新型コロナウイルスの感染拡大により、日々状況が悪化し、今週末は外出自粛要請…生まれて初めての経験です。
つい最近、大型台風接近により外出を控え、食料備蓄量を増やしたのは半年前の出来事。それとは全く違う種類の不安と、収束のめどが立たない現実を前に、
「これは今までのやり方や考え方を大きく変えるべき」と言われている気がしています。
今の状況を”やり過ごす”ではなく、”この先の未来に繋げる”という意味で、少しでも自分の免疫力(健康レベル)を底上げする、という姿勢が、すでに起こってしまった現実を無駄にせず、学びに変えていくことになるのかな、と思っています。

今回は、免疫力を上げるために…という単発的な情報というよりも、
『これを機会に自分の免疫力を底上げするきっかけにしよう!』という内容でお伝えしていきます*

免疫力UPの基本ポイント

まずは免疫力UPのために、毎回ご紹介する定番トピックスをご紹介しましょう!


代表的な栄養素は?

ビタミンC・A・D/亜鉛/オメガ3脂肪酸/など。
例えば風邪の引き始め、さらにその前段階の疲れ(ストレス)が溜まった時などに必要量が増す、又はこの状態で分泌が増えるホルモンがありますが、その材料となるのがこれらの栄養素。体内で発生する”炎症”を沈静化する・免疫システムが集中する”粘膜”の強化につながる…というのも理由の1つ。
※炎症:肌トラブルや発熱も炎症反応の1つ
この栄養素をとれる食材といえば、
・きのこ、たまご、魚、柑橘類、レバー、貝類、緑黄色野菜、柑橘類…など。


腸内環境を整える

免疫力に腸内環境?この理由はご存知でしょうか?
体内の免疫システムの7割が腸に集中し、更にメンタルや食欲に関連するホルモン分泌を担っているから、というのが主な理由です。
そして、そもそも腸は老廃物を排泄する”デトックスの臓器”でもあるので、働きが鈍ってしまうと、不要なものを体内に溜め込み、多くのメカニズムを脅かす、というリスクがあります。
腸内環境を整える食材(食品)・栄養素といえば、
・発酵食品、食物繊維、ビタミンD(きのこ・卵・魚)など
便秘気味やお腹が下る、おならが臭い(いつもより)、お腹が張る…などは腸内環境がイマイチ…のサインです。免疫力・ホルモン分泌を担う腸内環境が崩れると、雪だるま式に体調やパフォーマンスはガタガタと崩れてしまいます。


自律神経を整える

自律神経とは、簡単にお伝えすると「アクセルとブレーキ」のようなものです。ONとOFFモードですね。仕事や外出の時はON、やる気が高まっているモード、ということです。
反対に自宅でリラックスしている時などはOFFの状態。
あまり食事とは関係ないのでは?
と思われがちですが、とても重要だと考えています。
その理由は、自立神経によって「内臓の働き」も影響を受けるからです。現代社会では、圧倒的にOFFモードの不足があります。
OFFモードを増やすために、
・リラックスできる習慣はあるか?振り返りをしてみましょう。ストレッチやゆっくり入浴、ただぼーっとする時間を作ることも有効です。

どんなに食事を整えても、食べたものを消化吸収・代謝してくれる”内臓”がうまく機能しなければ、体内では”使えない”ということになりますからね。
食事は頑張って意識しているけど、イマイチ体調や体型が整わない、という方はもしかしたら、この部分にヒントがあるかもしれません。

健康と免疫力を底上げするために

そのために必要なことは?
情報を断片的に、一部分だけ抜き取る事なく、ストーリーで理解し習慣にするということ。

一部分とは?
「免疫力が上がる食材をとりあえず、取り入れよう!」という行動はするものの、その後続かない…ということを指します。健康番組で、納豆で痩せられる!という紹介されたら、スーパーから納豆が消えるという出来事もわかりやすい例。

ストーリーとして理解し習慣に?
私たちの身体と心は『今までの習慣』でできています。つまり、1ヶ月後、半年後…未来の私たちは、『今日からの習慣で育まれる』もの。

何かを単発的に、劇的に変えることよりも、少しずつ、スモールステップで、あなたにあった「行動(方法)」と「続けるための工夫」が本当の意味で結果につながります。

前半でご紹介した免疫力UPのポイント、
・代表的な栄養素と食材
・腸内環境
・自立神経
でしたね。

これらの情報を元に、
私の食生活で普段から摂れているかな?腸内環境や自立神経も乱れていないかな?と振り返り、不足があれば日常的に欠かさない様に”まずは小さくてもできること”、を考えてみましょう。

溢れる情報に煽られ、焦り、結果を急いでしまうこともあるでしょう。
でも最後には、
続けられるか…という事に可能性があります。

で、どうする?

少しドライな言葉ですよね「で、どうする?」
でもこの言葉、私自身自分に対してよく投げかける台詞でもあります。

ハプニングやトラブルが起こると、慌てますよね。
「あれ、、予想外。。どうしよう…」あれこれ不安要素が悶々と湧き出てくるとさらに慌てちゃう。今回のコロナショックで直面する事が増えていることでしょう。

そんな時にこの台詞です。
『で、どうする?』
この言葉があると、今起こっているハプニングヤトラブルを冷静にしかも客観的に捉え、
「自分がすべきこと」が見えてくるのです。
行動が伴わない限り、何も変わらないですからね。
身近なトピックスとしては、
体調を崩した、太ってきた、、そんな時に行動をする事が何よりの解決への近道。

今回の新型コロナウイルスの感染拡大とそれに関連するハプニングにおいても、こうした考え方が少し役に立つと思っていますので、ぜひお試しください。

出来事は変えられない。
でも捉え方は変えられる。

新型コロナの感染が沈静化したとしても、私たちはこの先もウイルスやストレス…あらゆるトラルブルと隣り合わせです。
大切な人と、笑顔でこの先も過ごしていくために、ぜひ今回の出来事をこの先の自分の未来に生かしていきたいものですね。

ご自宅で過ごす方が増えた今、私も少し発信の仕方や皆さんに情報を届ける方法を変えていきます。出版セミナーと題して、オフラインでイベントを考えていたのですが、、残念!(でもいつか必ず!)

この状況だからこそ、オンラインで出来ることをたくさん見出すきっかけになったと捉え、たくさんの人にオンラインでも逢えたらいいな、と思っています。

あの経験があったからこそ。
と言える”今”を過ごしましょう。

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彩子

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